第一印象はとても大事なものです。
見た目も第一印象に大きく影響しますが、どのような言葉をかけるのかも非常に重要です。
カリフォルニア州とマサチューセッツ州の若者を対象に行われた調査では、「初対面の異性にはどのような言葉をかけると良い印象を与えられるのか」が明らかになっています。
Preference for opening lines: Comparing ratings by men and women
実験内容
この実験ではまず、カリフォルニア州とマサチューセッツ州の大学生に「初対面の異性に男性がかける言葉にはどのようなものがあるか」を聞き取りリストアップ。
そして、以下の3つのカテゴリにそれぞれの言葉を分けました。
①軽い感じの声かけ(いわゆるチャラい声かけ)
例:「寒くない?一緒に体を温めようよ!」「いまから君が断れないようなお願いをするよ」
例:「寒くない?一緒に体を温めようよ!」「いまから君が断れないようなお願いをするよ」
②普通の会話を始めるような声かけ
例:「学生ですか?」「○○を見たことある?」
③はっきりと好意を表すような声かけ
例:「あなたは優しそうな人に見えますね」「このあとどこかに行きませんか」
これらの声かけを、600名(男性218名、女性382名)の大学生・社会人に点数化してもらうという方法で、どのような言葉が好印象なのかを調査しています。
チャラい声かけは印象が悪いぞ!
600名に声かけを点数化して評価してもらった結果、以下のようになりました。
・男女ともに、会話を始めるような声かけや好意を伝えるような声かけに好印象を持った
・男女ともにチャラい声かけに対する評価が低い
・女性は男性よりも、チャラい声かけに対して低い評価をつけた
・女性は男性よりも、普通の会話を始めるような声かけに高い評価をつけた
シャイな日本人的にはどの声かけもかなりチャラ寄りにも思えますが、その中でもはっきりと「チャラい」声かけの印象はあまり良くないようです。
天気の話や出身地の話は一見退屈な会話のようにも思えますが、初対面の女性に対する声かけとしては有効な手段になるので、自信を持って話していきましょう。